日本ガストロにミー協会は、食を通した社会貢献活動の一環として、相内理事を中心にウクライナから日本に避難している人達を支援する活動を行なっています。
昨年末、ウクライナからICUに避難している大学生5人を参宮橋にある協会のキッチンに招き、和食とウクライナ料理でもてなしました。
また、6月には「神保町 五木田」で、唯一のウクライナ難民シェフViktor Kolotov氏によるウクライナ料理の会を開きました。ウクライナ大使も参加したこの会は、TV東京や日本経済新聞電子版で取り上げられ、大きな反響がありました。
難民大学生をもてなした時に料理やサービスで参加してくれた凛福子さん、石川昭子さん、綿田博喜さんに相内理事、事務局の岡本を加えた5人で、避暑を兼ねた慰労会を8月中旬に蓼科で行いました。仕事の都合で佐藤理事は参加できませんでしたが、この5人の大学生の支援を継続することを合意しました。高原野菜を使った料理や信州牛のバーベキューに加え、皆でウクライナ料理も作りました。
勤勉な学生たちは4月から晴れてICUの正式な学生となることができ、三鷹の広い静観なキャンパスで毎日勉学に励んでいます。この学生達の学位取得支援のため、大学が4月に500万円を目標にクラウドファンディングを始めたところ、目標の2倍の1,000万円以上が集まり、当面学生たちの授業料、寮費、生活費は賄えることになりました。私たちも安心し、とても嬉しく思っています。
誰からとなく、「もう一度彼らと食事会を開催しましょう」という話になり、ふけゆく蓼科の静かな夜、熱い心を一つにした仲間が構想を膨らませました。気温は13℃~26℃、東京へ戻るのが辛く感じました。
次回の食事会に、ボランティアを数名追加募集するかもしれません。この活動に関心のある方は、相内または岡本までご連絡ください。
