日本ガストロノミー協会では、「食」で人生を豊かにしようという思いを共有する仲間が集まる場として、さまざまな機会を提案・提供しています。
2019年5月19日(日)には、いつものように「料理して食べて」ではなく、「料理をおいしそうに撮影する」ための料理写真教室を開催しました。

講師はプロカメラマンとして広告や書籍・雑誌などで料理撮影をするかたわら、料理専門の写真教室Felica Spicoを主催する佐藤朗さん。

最初に用意されたテキストを元に料理を撮影する時の考え方、光の向き、立体感を生かした撮り方、構図、カメラまたはスマホの機能や設定などを学びます。
佐藤さんのタブレットに映るふたつの写真のうち、どちらのほうがおいしそうに見えるか、その理由や、おいしそうに見える写真を使うことのメリットなどがわかりやすく説明されます。

さらに手持ちのカメラやスマホの機能も教えてもらった時には、「こんな機能があるなんて知らなかった」という声が相次ぎました。

座学の後はいよいよ実習です。
撮影実習の被写体は赤坂ひさ野の人気メニュー、コロッケとのどぐろカレー、そして肉カレーをご用意いただきました。キッチンで準備中の赤坂ひさ野の奥野さんと宮部さん。出来立てで湯気が立ち上る中を1人ずつ撮っていきます。

赤坂キッチンは自然光が入らない地下スペースのため、LEDライトが用意されました。

上記2点は佐藤さんの指導を受けながら持参のミラーレスカメラで撮影した参加者さんの作品。

上記3点が佐藤さんのお手本写真で、佐藤さんが仕事で使うFUJIFILMのミラーレス一眼レフで撮影したもの。とてもおいしそう。こんな写真がSNSにアップされていたら「食べてみたい!」と思いますよね。

それぞれの手持ちの機種に合った使い方を丁寧に個別指導いただけたので、よりおいしく撮れる技を理解することができたようです。

実習の後は被写体と同じ料理を食べながらの懇親会となりましたが、実習したからこそ湧いてくる疑問もたくさん。それを次々に佐藤さんにぶつけ、丁寧に回答いただきました。限られた時間でしたが、簡潔で的確なアドバイスは大変役立ったようです。

今回の『集客につながる料理写真教室』は飲食業や小売に関わるプロを対象に実施しましたが、ご要望があれば一般の方向けの講座も企画できます。どうぞご希望をお寄せください。

参加のみなさま、ありがとうございました。

日本ガストロノミー協会では、今後もこのようなスペシャルな会を企画していきます。どうぞご期待ください。

なお、日本ガストロノミー協会の趣旨に賛同する会員を募集中です。会費無料のコンテンツ会員と、各種イベントの先行予約やシェフ会員との交流が予定されている賛助会員も募集しています(会費月額5000円)。
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