今回は、雲南・湖南・台南という中華圏南方3地域を合わせた料理の店、荒木町の「南三(みなみ)」水岡孝和さんに登場いただきました。予約の取れない人気店の会には30人以上のお客様がお見えになり、スパイス、ハーブ、発酵をテーマに「水岡マジック」を存分に堪能いただきました。
カウンターには、他業種料理人大先輩方もお見えになる中で「少し緊張しました」そうですが、水岡さんが台湾など現地で探してこられた食材を始め、季節の食材などをまな板から大鍋へ、そして一気に盛り付けへ。見ているだけでも楽しく、食材のセレクションに始まりそのアレンジを口にした時の驚きこそが水岡マジック!
当日提供された料理を写真でご紹介します。

前菜の盛り合わせ。(左から時計回りに)アヒルの塩卵とかぼちゃの炒め物、烏龍茶ゆでダコ30年ものの切り干し大根、枝豆紹興酒の粕漬、あん肝の紹興酒漬け、酔っ払いシマエビ、カツオの塩レモンソース
押し豆腐とカラスミの和え物、ソーセージの盛り合わせ、豚の大腸のネギパリパリ揚げ、カモ舌の燻製揚げもの

オオタニワタリと黄ニラの炒め物 自家製干し肉入り(小粒のものは台湾オリーブ)

秋刀魚と松茸の春巻き

牛タンとニラミントソース

つぶ貝とポルチーニ茸のビーフン

貴州風米ぬか発酵トマトスープ
レシピを読んでいただくだけでも、料理の魅力、会場の盛り上がりがお分かりいただけるのではないでしょうか。



料理がひと段落すると、シェフが客席を回って歓談。こんなところもガストロノミー協会ならではのお楽しみです。

水岡さんも共著の「ハーブ中華、発酵中華、スパイス中華  中国少数民族料理」。この中に今日のレシピが載っています。今回の仕掛け人。柏原協会理事長と水岡さん。無事に終了して笑顔が溢れる一コマです。
綛谷理事には客席サービス係を仕切ってもらいました。


これからも、ガストロノミー協会ならではの魅力いっぱいの企画を展開していきます。
11月16日は「ふーみんママにチマキを習って美味しい料理をいただく会」があります。こちらもどうぞご期待ください。