常識にとらわれず旨味を追求した日本酒を数多く開発し『dancyu 日本酒2023大特集』でもトップに特集される大注目蔵の「土田酒造」。
昨年に続いての開催、今年も魅力あふれる個性派揃いのラインナップを揃えて登場です。

今回はそれぞれを「お燗」「冷や」で飲んでいただき、どのように変化するのか、お好みはどちらか、いろんな飲み方を楽しんでいただきました。
料理は、お燗との相性抜群の「肉」で!!
ということで、今回は『肉祭り with 土田酒造』
合わせる肉も超贅沢にラインナップ。
究極のイベリコ豚生ハムは、2月に参宮橋のキッチンで『究極のハモンイベリコに触れよう』を開催してくれた『ライフジュエル』代表の山田悠平さんに世界最高峰と言われる”ハモンイベリコ”を用意していただきました。
https://lifejewel.com

肉は海外の高級店で大絶賛の赤城牛・赤城和牛、鳥山畜産食品に垂涎の牛肉を用意いただきました。!https://akagigyu.jp/hpgen/HPB/entries/1.html

一部 :では土田酒造の杜氏・星野元希さんにスライドを交えて、土田酒造の酒造りのこだわりを熱く語っていただきました。軸がぶれないこだわり、新しいことにチャレンジする気概、失敗も恐れないチャレンジ精神、聞くほどに土田の酒の魅力にハマりました。
鳥山畜産は、肥育、加工、販売まで一貫管理し、安定した品質で、おいしさと安全・安心のために手間暇を惜しまない努力の積み重ねで、世界でも信頼される赤城牛・赤城和牛を育ててきました。鳥山社長の想いも熱かった。両社が同じ群馬ということもあり、お二人のお話は盛り上がりの二重奏のよう。

*当日の酒と料理
料理は、協会理事で料理人でもある松崎が担当。今回は「個性豊かな日本酒と肉を合わせる」という、少々難題を与えられて、試飲しながら大いに悩んだそうですが、結果は会場から「ベストマッチ」という嬉しい声もいただき、みなさんに喜んでいただけたようでした。

1「生酛土田」  温、冷で
江戸時代の製法生酛仕込みを土田酒造流で表現。味わいがありながらもクリア。
料理:生ハム

2「カン・ツチダ」冷で
生酛、瓶詰めで3年仕込みの旨味。
料理:シェーブルのハーブサラダ、パッションフルーツのドレッシング3「誉国光」温で
地元で110年愛され続けているという、すっきりした旨口。

3「誉国光」温で
地元で110年愛され続けているという、すっきりした旨口。
料理:金目鯛の刺身と炙り(塩とかんずりで)

4「土田12」 冷で
12度の生酛原酒。低アルコールで酸味があるが口当たりが良い。
料理:牛肉のカルパッチョ パルミジャーノと緑茶を抽出したオイルで

5「Tsuchida 壌」温、冷で
農薬と肥料を一切使っていない、群馬県産の自然栽培米を使用。土が豊かになることも願ってネーミング。
味わいとクリアが同居。
料理:穴子のカダイフ揚げ 夏みかんとディルのソース

6「シン・ツチダ」 冷で
土田酒造の真骨頂ともいえる”完全無添加 生酛づくり”
料理:味噌と酒粕のけんちん根菜汁

7「Tsuchida F」  温、冷で
〖F=Fantastic(ファンタスティック)のF〗
想像を超えた微生物のはたらきにより本来目指した姿にはならなかった、土田が挑戦し続けるが故の酒。醸造年度で味が全く変わるという。
料理:トマホークとフレンチフライ エストラゴン風味のオランデーズソース添え

8「Tsuchida 壌」 温で
料理:生ハムご飯とにゅうめん(金目鯛と穴子の出汁)
9「シン・ツチダ K」 冷で
貴醸酒タイプ。濃厚な甘みはスイーツとの相性抜群ということで、デザートのフィナンシェにかけて



山田悠平さん
鳥山社長