新型コロナウイルスの状況を鑑みながら、理事のあいだで話し合い、日本ガストロノミー協会としては感染しないための衛生対策を最大限行うことを前提に今回のイベントを開催しました。
「柏原います!」は、食を愛する人々が集まり、仕事帰りにスーパーで買い物をして、キッチンで料理を作って、みんなで食べて、飲んで楽しもうというイベントです。
44回目となった昨晩は、赤坂「渡なべ」の大将・渡辺さん、「美衣登瑠寿司」の中川さん、料理研究家の中川和子先生が応援に登場くださいましたよ。
プロの料理が作られるプロセスをカウンター越しに眺めて、出来上がった料理をいただきながら、会話もお酒も楽しんでいただきました。
「渡なべ」の大将は、いつもと雰囲気の違う旬の春野菜を使った「お好み焼き」や、ファンも多い「タコさんウィンナー」をアレンジした料理など、幾つも作ってくれました。
中川さんは、その名の通り、ビートルズへの熱烈なファン熱が高じて、架空の寿司店「美衣登瑠寿司」を展開しています。今回もビートルズの名曲にちなんだ?!寿司のオンパレード!で、みなさんにお楽しみいただきました。
中川和子先生にはボリュームタップリのオリジナルサラダを作っていただきました。
カウンターには柏原さんの料理も並んで賑やかで豪華なカウンターとなりました。
参加のみなさんには、美味しさと一緒に元気もお持ち帰りいただいたのではないでしょうか。
まずは、今夜の料理人のみなさんをご紹介します。
いかがでしょう、この会にかけるお二人の気合が十分に伝わったかと思います(笑)
当日、福岡から戻った綛谷理事は、現地の市場から鮮魚を空輸してくれました。
中川さんの新鮮な寿司ネタになりました。
今夜のお寿司は、中川さんが手にする上段左から、「Two of Us」(トゥ・オブ・鱒:サーモン)、「Dig a Pony」(ディグ・ア・トロウニー:トロ雲丹のせ)、「Across the Universe」(イクラス・ザ・ウニバース:いくら雲丹・軍艦握り)、「I Me Mine」(タイ・ニー・マイン:鯛2枚付け)、「Dig it」(ピッグ・イット:豚肉のお寿司)、中段の2種は、「Let it Be」(レッド・イット・エビー:赤海老)、「Maggie Mae」(ウナギー・ウメー:鰻美味しい)、下段左から、「I’ve Got A Feeling」(アイヴ・カッパ・フィーリング:河童巻き)、「One After 909」(オワン・ノナカワー・72609:お椀の中は何もない)、「The Long And Winding Road」(マ・グロング・アンド・ワサビング・ロール:鉄火巻き山椒聴かせて)、「For You Blue」(ウォー・ニー・ブルー:魚編に青・鯖)、「Get Buck」(ゲッソ・マック:下足巻き・甘だれで)。以上でした!ラインナップのこだわり(ダジャレ!?失礼)も、そして美味しさも凄い!!
なお、3月29日(日)には、美衣登瑠寿司の中川さんと、協会理事・マッキー牧元さんの「六九寿司」開店の予定ですよ。