広尾「香彩JASMINE」、中目黒「JASMINE憶江南」などJASMINEグループ総料理長を務めた山口祐介さんは昨年夏にグループを退任し、今年一月から新たなる展開を目指して上海に渡りました。ところが、このコロナ禍で日本に帰国。まだ中国に渡る日程が見えていないとうかがったので、今回、ガストロノミー協会の新しいキッチンで、上海に移る直前にあの名物「よだれ鶏」をおしえていただいて以来の『山口シェフの浙江省料理を食べる会』を開催しました。中国に滞在していたときの抽斗をふくめて、山口シェフの魅力全開のイベントでした。
もちろん、コロナ禍を考え細心の注意を払って行いました。
◆当日の料理のラインナップは下記の通りです。
江南开胃四小菜 江南風小皿前菜四種
花雕醉湖蟹 酔っ払い上海蟹
毫州拌凉皮 毫州生春雨和え
香油拌笋干 杭州干し筍和え
润泽素烧鹅 揚州湯葉巻き
天台橘香吊烧鸭 アヒルの丸焼き 天台蜜柑ソース
酸辣烩菊花鱼翅 フカヒレ 絹笠竹 菊花大根 酸辣餡
金腿酱油泡扇贝 帆立貝柱の炒め 金華火腿風味
台式家烧鲳鱼件 台州風マナガツオの煮込み 黄芯白菜
西湖荷香粉蒸肉 杭州風豚スペアリブ米粉蒸し 蓮の葉包み
古越咸亨绍三鲜 紹興風魚団子入りスープ
手拆蟹粉煲香米 上海蟹と青菜の炊き込み土鍋ご飯
合时甜蜜碟 季節のデザート（タロ芋のおしるこ）
まずは、仕込みの様子をご覧ください。
いよいよ開宴ですよ。
山口さんは、食事後お疲れの中参加者の質問にいくつも答えてくださいました。
今回も大好評でした。来年、上海に渡る前にもう一度山口さんとご一緒できる機会があるかもしれないような話も出てましたので、今回参加いただいた皆さんは勿論、参加できなかった方もどうぞお楽しみに！
